(多分)役立つTips集
    MODのFileは楽器ネタが容量のほとんどを占めますのでサイズを削りたい
場合はサンプル編集機能を使ってサンプルを削っていきましょう。
    
曲全体を通じてサンプルの後ろの方で全く鳴ってない部分があったりするので
そういう部分はカットしてしまいましょう。トラッカーによってはどこが鳴っていないか
リアルタイムで監視できるはずです。
 EDコマンド(XM/MOD)SDコマンド(IT/S3M)を使っての三連符の打ち方
ED、SDコマンドは指定した値*Tick分Noteの発音を送らせることが出来ます。
よって4ラインで3連符を鳴らしたいときには4*Speed/3Tick毎に音がなるように
ED、SDコマンドでウェイトをかけてあげましょう
具体例 ※XM/MODフォーマットでSPEED6の場合
00|C-4 1 …… 000|
01|C-4 1 …… ED2|
02|C-4 1 …… ED4|
03|………  …… 000|
04|………  …… 000|
 MODでよく使われるトラックを複数使ってディレイを表現する方法
 コピー&ペーストを使ってコピーしたNoteを別のトラックに少し発音をずらしてペーストしましょう
具体例

Volume Envelopeを使ったやり方。下のような感じで

 Retringを使った擬似ディレイ。おまけ。
コマンドはRコマンド(XM/MOD)Qコマンド(IT/S3M)になります
具体的なパラメータの指定方法はFT2Manualの
	エフェクト
の欄を
参照してください。
例 ※XM/MODフォーマットでディレイのFade1/2,2Tick毎にディレイをかける場合
00|C-4 1 …… R72|
01|C-4 1 …… R72|
02|C-4 1 …… R72|
03|………  …… 000|
04|………  …… 000|
 サンプル編集機能で音を増幅しすぎると音が割れてしまうのでそういう場合は
同じ音を複数のトラックで鳴らす事により音を大きくする事が出来ます。
コピー&ペーストで出したい音の大きさまでトラックを重ねていきましょう。
Special thx to MEGUMix
 トラッカー上でサンプルデータの音を歪ませる方法。参考までに。
 サンプルデータを編集機能で音を増幅する場合増幅しすぎると
音割れするのですがこれを利用して音にディストーション(オーバードライブ)をかけられます
具体例
使用前

使用後

 うなりの出し方。
 同一サンプルをインストゥルメント編集でTuneを少しだけずらして
両方同時に音を鳴らすとうなりの効果がでます。うなりの周期はTuneの差
が大きいほど短くなります。
具体例 ※同一サンプルで
 
 
 跳ねた感じのシャッフルのリズム等変速的なリズムの作り方
 エフェクトのFコマンド(XM/MOD)Aコマンド(IT/S3M)を使って断続的に
スピードを変化させれば楽に変速リズムが作り出せます。
具体例
00|C-4 1 …… F08|
01|………  …… F04|
02|C-4 1 …… F08|
03|………  …… F04|
04|C-4 1  …… F08|
05|C-4 1 …… F04|
06|C-4 1 …… F08|
07|C-4 1 …… F04|
08|………  …… F08|
09|C-4 1  …… F04|
 ED(XM)、SD(IT)コマンドを使う方法もありますが別のやり方。
 サンプルデータの前の方に空白を入れてやると和音を鳴らしたときに
サンプルの再生速度が変わる為に発音のタイミングがずれます。
 ピアノなどで自然な感じの和音を出したい時の参考に
 下のTipsも一緒に参考に
具体例

 9コマンド(XM/MOD)、Oコマンド(IT/S3M)を使うと指定した値*256
バイト分サンプルの発音を遅らせられます。これを使うと1Tick単位の打ち込みより
早くリトリングをかませる場合があります
 サンプルデータの最初の部分に空白を入れてやってみてもいいです
 またサンプルレートや音の高さに影響されるので注意しましょう
 上のTipsも一緒に参考に
具体例(XMフォーマット)
00|C-4 1 …… 000|C-4 1 …… 901|C-4 1 …… 902|C-4 1 …… 903|C-4 1 …… 904|
 波形編集ソフトでステレオサンプリングしたサンプルをモノラルの音に左右2つに分割しましょう。
 そしてトラッカーにとりこんでInstrumentの設定でパンを左右に振って同時にならせば対応してなくても
ステレオサンプリングを使う事ができます